ガンプラ

ガンプラというメカの造形というよりも、施した着色の鮮やかさと美しさに憧れて中学生の頃にガンプラに着色するという挑戦をしたが、全く思い通りにならずにすぐに辞めてしまった。当時はエアブラシなどという存在を知らず、ラッカー塗料を薄めずに直に塗りたくっていた。ダブルゼータガンダムは、青と赤の塗料でベッタベタになり、まるで溶けた巨神兵のようだった。憧れは燻り続け、知識もほどほどに蓄えられた大人の自分に、当時の衝動が蘇り、ガンプラとエアブラシを妻に誕生日に購入してもらった。今(といっても数年前だが)では知恵がついたので、エアブラシで思い通りの塗装ができると思っていたが、やはり思い通りにならなかった。塗装にも知識が必要だと思い、専門書を読み漁ったがこれもあまり良くなく、自分の悪い癖で、細部のことから埋めていく方法をとっていた。まず、色と着色になれることが大事だと思い、筆塗り用に買ったプラモは途中のままだ。子どもが産まれて思うように時間が取れないのもあるが、ギターの練習や英語の勉強、映画鑑賞などやりたい事がたくさんあり、その優先順位からするとガンプラは後の方だ。

ただ、今日行った子供のかかりつけの内科の薬局に、ガンプラが飾られていることを妻に教えてもらい、それをみたところ、またガンプラ欲をくすぐられた。ズゴックファランクス?だったが、ズゴックのメタリックの着色とその配色がただ綺麗ですばらしかった。